横国男子ラクロス部が生み出す価値
前回のブログで書いた、「価値を生み出すチーム」について自分なりにたくさん考え、いろいろな方からお話を聞いた上で、ある程度見えてきたので、
自分が出した結論から言うと
「価値を生み出すチーム」=「チームメイトの自己実現ができる場所があるチーム」
だと解釈しました。
部活動は自己実現のツールである。
それは当たり前のことで、
「部活を通してこんな人間になりたい。」
「この信頼できる仲間と目標を達成し4年間の頑張りを形にしたい。」
などがあると思います。
それを絶対に否定してはいけないし、チーム全員の自己実現できる場所にすればチームとしての価値も上がります。
ここで間違えて欲しくないのは
「チームが必要としているから、やりたい!とまでは思わないけど、やる。」
これは部活動は自己実現のツールであると言うことに反しています。
しかし、そもそも
その人の自己実現が「チームに最大限に貢献する。」なら、
その決断は正しいと言うことです。
また、資格を取りたいとかなら部活じゃなくて良いです。
決して一人ではできないことがこの部活でなら実現できます。
このように横国ラクロス部にとって、みんなが理想とする姿になれるチームになることがここで言う「価値のあるチーム」であることに気づきました。
では、それをどのように形にしていけばいいのか。
それは、部員全員が
なぜ部活に所属していて、部活を通してどんな人間になりたいのか。どんなチームになりたいか。どんなスキルを身につけたいのか。
それを叶えるための今のチームの抱える問題を発散する。
(いつもならここで止まりがちだったのがうちの部活)
そして、みんなが所属していて幸せと思えるよな、組織を作るように尽力する。
組織の規模が小さいからこそ、圧倒的に当事者意識を持つ(ここが自分も含めて少し弱い)ことで
問題をいち早く話し合い、解決に導ける
一人一人の与える価値、熱量がチームに大きく影響する
このようなことを考えているうちに、自分もいつの間にか、いつでもチームのことを考え、チームメイトの幸福度をあげたいと思うようになりました。
これまでは、自分が活躍し、チームを勝利に導くことが「自己実現」だったのに、
このような組織を作ることが今の、自分の「自己実現」であると気づきました。
この経験から、みんなにとっての「自己実現」は少しずつ変化していくということも学びました。
この活動の継続が、チームメイトの自己実現の満足度の向上に繋がり、結果として
代替わりをしても、毎年残した価値がリセットされることなく、チームがアップグレードしていきます。
価値の蓄積がエンゲージメントの向上につながります。
来年一部昇格するまで常に成長し、みんなが幸せと思えるような組織を絶対に作ろう。
次の学年ミーティングで「今年のチームが生み出す価値」について、話し合いましょう!